兵庫県ＪＲ姫路駅ステーションプラザ内の

和菓子店「杵屋」さんの内装工事が完了しました！









同フロアのすぐ近くに競合和菓子店がたくさんあるので

かなり気合の入った店構えになりました。











↑特殊な薬品で緑青を発生させた銅板にステンレスのサイン。

杵屋さんは姫路ＪＣでかなりお世話になった先輩です。

恩返しのつもりで精一杯頑張らせて頂きました！

いや、先輩じゃなくてもいつも頑張ってますけどね。








モニターには姫路城などの映像が流れます。

店舗奥のガラス床舞台下にはガラスビーズで水を表現した石庭があり、








その奥の御影石の台には姫路銘菓「千年杉」をディスプレイしています。

姫路名物といえば、やっぱり杵屋の千年杉ですね！
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http://www.kineya.net/












幸運なことに周囲の和菓子店は全てガラスショーケースを並べただけの

デパ地下食料品売場の菓子売場のようなレイアウトでした。

リースラインに沿って外側に向かってショーケースを並べ、

内側に従業員が入り、外側からお客が商品を見るスタイルです。

その「売り方」を差別化するだけで

じゅうぶん商品価値を上げることができると考え、

周囲の和菓子店とは反対に、リースラインに壁を立て、

内側に商品をディスプレイし、お客を内側に取り込むことにしました。

今回のポイントは商品をいかに「たいそうに」見せるか、です。


和菓子店など商品を販売する店舗の場合、

商品の魅力は店舗の作り方で大きく左右されます。

例えばＡとＢの２つの器に全く同じ料理が乗せられていたとします。

Ａは高級そうな焼き物の皿、

Ｂはコンビニ弁当が入っているようなプラスチックのトレイだとしたら、

Ａの料理を見た人は「高級な料亭の料理かな？」と勝手に想像します。

Ｂの料理を見た人は「コンビニのお惣菜かな？」と当然想像します。

でも中身は全く同じ料理です。

それでも器を変えるだけで消費者にとっての商品の魅力は大きく変わります。

それは店構えにも同じことが言えます。

この「消費者に勝手に想像させる」というのがミソですね。

昨日お店におじゃますると、店長さんが

かなり売れ行きが良いと喜んでおられました！

僕にとっても何より一番嬉しいことです！


杵屋　ネットショップ
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http://kineya.net/index.html

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