【戦略をデザインする】

弊社は３０年以上に渡り、国内外において飲食店をはじめ、

数百件に及ぶあらゆる業態の商業施設を設計して参りました。

その経験の中で学んだ最も重要なポイントの一つは、

単にデザインが良い空間をつくるだけでは、

一過性の話題により一時的に繁盛するだけで、

継続して人気を維持できる繁盛店にはならない、ということです。

せっかく美しい内装ができあがっても、お店が繁盛しなければ、

我々の仕事は成功したとは言えません。

繁盛店には、繁盛店たる戦略が必要であり、

その戦略に基づいた店づくりをすることで、

はじめて空間デザインは力を発揮します。

その戦略に基づくデザインとは、

業態や商品の本質を消費者に伝えるための演出です。

商品力をグッと引き上げる仕組み・仕掛けによって、

同じ商品であってもその評価は何倍にも高くなります。

また反対に戦略のない店づくりでは同じ商品力を持ってしても、

不本意な評価を受けることは多々あります。


【例】

例えばＡ店とＢ店という2件の飲食店が並んでいたとします。

ターゲットとする客層、価格帯にはさほど差がありませんが、

Ａ店は腕の良い一流のシェフが調理し、

Ｂ店はアルバイトの従業員が本部から送られてきた冷凍の料理を解凍調理しています。

普通に考えればＡ店の方が高い評価を得て繁盛するはずです。

しかし実際にはＢ店の方が繁盛し、地域で人気の店として話題になりました。

Ａ店の商品力を80、Ｂ店の商品力を60とするならば、

普通に考えれば商品の評価もＡ店が80点、Ｂ店が60点となるはずです。

料理の専門家が審査員をする料理コンクールであれば、

そのような正確な評価が得られたでしょう。

しかし実際に評価を下すほとんどの消費者は素人です。

戦略次第で商品力60のＢ店が90点の評価を受け、

商品力80のＡ店が50点の評価を受ける、

その結果Ｂ店は話題となり、お店も繁盛しました。

なぜ商品力80のＡ店が商品力60のＢ店に勝てないのか。

それは実際にお店で食事するお客様に、

本当の商品力がそのまま伝わっていないからです。

仮にＡ店が戦略的な店づくりを実践していれば、

もともと商品力は80あるわけですから、

評価は100点満点でＡ店は大繁盛していたでしょう。

自信のある店舗ほど、演出の重要性を軽く見てしまいがちですが、

「食べれば分かる」というのは実際にはなかなか通用しないものです。


弊社は出店計画の段階から運営に参画し、

オーナー様と共に戦略を立て、

その戦略を最大限に引き出すことのできる空間デザインを提案致します。

また引き渡し後の迅速なメンテナンスはもちろん、

経営相談等お店が繁盛店であり続けるための、

あらゆるお手伝いを惜しみません。

オープン後もオーナー様と二人三脚で繁盛店づくりを目指し、

全力でサポート致します。


【少しでも早い段階でご相談頂くことが重要です】

なるべく早い段階でご相談頂くことが非常に重要です。

早ければ早い程、対策の選択肢は広がります。

場所が決まっていない場合や、

業態が決まっていない場合でも問題ありません。

我々はむしろ最初の段階からオーナー様と共に考え、

共に作り上げることが重要であると考えます。

弊社ではコンサル料などは頂いておりませんので、

お気軽にご相談下さい。


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